テレビコマーシャルを使った大々的な宣伝が功を奏し、このキャンペーンの影響で、日本では給料の3か月分ぐらいの値段の婚約指輪を買えなければ男の甲斐性がない、みたいに言われるようになってしまったのです。デ・ビアス社としては、高価なダイヤモンドのニーズが高まるほど利益を得られるわけですから、しめしめといった感じだったでしょう。
さらに言えば、このキャンペーンは、1950年代にアメリカで同様に成功を収めたキャンペーンを焼き直したものといわれています。このときアメリカでは婚約指輪は給料の2か月分とうたわれたそうです。別に20年たって相場が変わったというわけではなくて、日本人の貯蓄額や給与水準などのマーケティング調査を行った結果、3か月分でも大丈夫だろうみたいなことで決まったとか。思った以上にいい加減な話だったんですね。
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